動物園のにわか雨

あたたかいきみがことばをはなせたら。

右腕と使い慣れたはさみのおはなし。

前に、親と約束したことがあった。

前といっても6年ほどやけど。

「切らないこと」

 

これはあんまり意味がないなと思った。

切るだけが自傷行為ではない。

結局、切ることができなくなったら、今度はくすりやたばこ、あるいは毛を抜いてみたりして、やってきました。

 

驚くほどに自分は幼稚で、たとえば勉強で知識をつけても、会社に入って仕事しても、中身は全く変わってなかった。

たまたま、今になって噴出しただけで、いつかそのうち出てたんでしょう。

 

こんなふがいない情けないわたしのために、右腕ががんばってくれている。

左手を加害者にしてしまっている。

つらいでしょ、ごめんね。

 

一人暮らしの部屋にカッターナイフがなくてよかったなと思う。

今はまだ、はさみの鈍い傷だけで済んでる。

ごめんね。

 

明日がまだ休みでよかった、火曜日から仕事でちゃんとできるのか不安です。

情けないね。

 

嫌われたくない、

ずっと怖い怖い怖い怖い。