産業系キャブフォワードをつくる。
随分と間が空きました。
変わったことはありませんが、元気です。
変わったことといえば、HOナローを始めました。
(ナローに限らずですが、縮尺や軌間については激しい議論があるようですが、わたしはにわかなのでそのへん無視。)
ナローに手を出した直接の引き金はトミーテックの「猫屋線」です。ネットを見ていると各所で様々な作品がアップされていて、楽しい限りです。皆さま、凄いのだなと思うことしきりであります。
ともかく、猫屋線を買いました。
L型ディーゼルと貨車2両セットです。写真の汽車はアルモデルの森林用Bタンクでして、これでガラクタをこんもり載せた猫屋線無蓋車を牽いて遊んでいました。
さて、前置きが長くなりました。
上のような遊びをしていましたら、「もう少しガラクタ運びに似合う汽車が欲しいよね」と思い始めるわけです。しかしヒネクレ者の私なんかは「なんかわからんが変わった汽車がいい」とも思うわけでして、「じゃあ作りましょう」となりました。
そして今回のテーマ、「産業系のキャブフォワード機関車」です。
はじめに、種車を用意します。
HOナロー蒸気機関車の改造種車には、トミックスのパーシーがちょうど良いという話をどこかで聞きましたので、そのようにします。
パーシーです。
さすがにこの顔で走らすわけにもいきませんので(大井川鉄道じゃあるまいし)、エコーモデルの煙室扉を同時に買ってきました。その他、煙突とサンドドームも買っておきます。
元のボイラー径では煙室扉がハマらなかったので、マジックのキャップを切り取ってボイラーにします(太さがちょうどよかった)。
一通り付けてこのように。
ここまでは何ともないわけで、問題はキャブです。
どうしようかね、と思いながら模型店を物色している最中、これまたエコーモデルの「荷物電車用扉」なるものを見つけたので、2種類組み合わせてキャブの顔を作ることにしました。
地方私鉄にありそうな、いわゆる「馬面電車」みたいな感じかと思います。素材は先に述べた荷物電車用扉の他、側面はBトレ岡山電軌、屋根はNゲージカトー103系(その名残でグロベンが付いています。)、ウラは紙です(形が酷くて見せられないよ)。
色を塗りました。13号機と命名。
キャブ下に適当にプラ材を重ねて高さを稼ぎ、KATOカプラーを付けました。
これで一応完成です。
今日も我が家でガラクタ満載列車を牽いています。なかなか絵になると思いませんか。
ちなみにこのガラクタ、むかし釣り用の板オモリを折り重ねてウエイト替わりにしていたのが大量に出てきたものです。つまり結構メカタはあるわけで、これを平気でガンガン牽くあたり、我が家では重量級機関車との位置付けです。見た目とあわせて、してやったりです。
こんな感じのナロー生活ですが、現状、貨車3両に対して機関車は4両もおります。バランス最悪ですし、この先どうなることやら…笑。